ペナンには父親の仕事の都合で家族で海外に住むことになったという家族が沢山います。
子供が小さいうちは日本人学校でもインターナショナルスクールでもどちらにしても子供は案外簡単に馴染んでしまうものですから、英語が話せなくても日本語がどうなろうとも大きな問題もなく過ごせます。学校の勉強も小学校低学年ならばインターでも日本人学校でもそんなに難しいことはありません。

しかし、子供が小学生高学年以上になってくると勉強も難しくなるため、親がサポートできるかどうかで大きく成績に差がでます。そしてそろそろ本格的に小学校を卒業したあと中学、高校、大学受験まで踏まえなくて考えなくてはいけない時期がやってきます。

海外赴任者の多くは3年で日本に帰国する場合が多いので年齢によっては帰国後に受験勉強をはじめたのでは間に合わないということも多いようです。いずれ日本へ帰国することが前提ならば子供は何処かの段階で中学受験をしたり高校受験をしなければいけないわけで、そうなると英語よりも日本語で勉強したほうがいいのではと悩む親御さんが多くいます。

どちらの学校へ通わせたとしても親は子供のためにと考え選択しているわけですし、子供の向き不向きもありますから一概にどちらがいいとは言い切れませんが、一体どちらを選択すれば日本へ帰国した時に受験に有利なのでしょうか?

海外在住者が使える帰国子女枠受験では、日本の学校から普通に一般受験する場合よりも少ない教科のみで受験ができるので的を絞って受験対策ができ、一般受験するよりも遥かに楽に受験できそうです。

帰国子女枠受験の際に受けるテストは学校により違いますが、多くの場合で数学、国語、面接、英語(英検など)。簡単に言えばこの3教科に的を絞って勉強すればいいわけです。

テスト対策は3教科に絞ればいいわけですが、英語と国語は別として算数は一体何語で理解しておけばいいのでしょうか? 実はそこがとても重要なのだそうです。狙っている学校により違うので一概には言えませんが、基本数学は日本語で理解していなくてはいけません

インターナショナルスクールの数学と日本の数学は問題の解き方が違ったり習う順番も違うので実はこれとても大きな問題なんだそうです。
インターで数学ができているから日本の学校に通うことになっても大丈夫。 どうやらそうではないようです。

算数は世界共通なんて言葉もありますが、受験についていえば日本の解き方で習った算数が必要になってきます。そうなるとインター生は学校で習った算数とダブルで日本語で習う算数をもう一度勉強しなおさなくてはいけなくなるかも知れません。親が教えられる場合はいいのですが塾に頼らなくてはいけない場合、インター生の帰国子女枠受験は塾選びに非常に困ります。

日本人学校で教育を受けていた子供なら受験対策として一時帰国の際に通える塾があります。また一時帰国生用の塾でなくても教える側は生徒のウィークポイントを見つけることは塾のレベルによりますがよい塾さえ見つければ対策はできそうです。しかし、インター生だった場合先生側はインターで教えられている算数を知らないわけですから子供のウィークポイントが分からず教えられないのだそうです。こうなるともう塾の先生をあてにすることは無理ということになります。経験のあるよい先生を見つけられれば別ですけど。

算数一教科をみると帰国子女枠受験をするのであれば日本人学校で習っておいたほうが後々子供自身も楽なのでは、と軍配があがります。

次に英語。英語は簡単に言えば英検さえ取っていれば大丈夫、この一言につきます。帰国子女枠受験で必要とされる英語力は受験する学校により大きく違うので一概には言えませんがどれだけ英語がペラペラでも片言でもその学校が指定する英検の級さえ持っていれば点数は取れるし英語ペラペラでも英検を持っていなければマイナス点にされてしまいます。
ですから、英語の対策としては受験する学校を早めに絞りその学校が必要とする英検の級を取れば、インターでも日本人学校でも大丈夫そうです。

ちなみに、帰国子女枠の高校受験で必要な英語力は英検準一級、または一級。中学受験では英検二級。である場合が多いです。
英語力の証明に英検を求められるので、インター生は英検対策をしなくてはいけません。インターに通っていて英語がペラペラであったとしても英検は別物です。きちんと英検用に対策をうっておかないと簡単に英検一級はとれませんから前もって準備しておきましょう。

最後に国語。これについていうならば完全に日本人学校の方が有利です。ここは説明するまでもなく皆さん納得だと思います。

帰国子女枠受験に有利なのはどちらかという点で比べてみましたが、あなたはどちらが有利だと思いましたか?
受験する場合、上記3教科以外にも海外で通っていた学校の成績表を提出します。高校受験の場合、過去3年間の成績表の提出を求める学校もあるそうです。インターの場合でも日本人学校の場合でも成績表を提出するということは成績がよくなくてはいけません。

受験ってやっぱり大変です。
帰国子女枠受験は楽なんて誰が言ったのでしょう。現実はそんなに簡単ではなさそうです。親も子もとにかく頑張ってください。

皆さんの参考になればと書いてます。
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